目次はこちら

機関紙について。全学連の機関紙は,関係者には言わずと知れた,「祖国と学問のために」。一度は廃刊しましたが,現在,大きく形態を縮小して復刊しています。

対外的な機関紙としての役割を事実上終えた「祖国と学問のために」
 祖学は,元々は,タブロイド判4ページ以上の週刊で発行されていました。2000年代に入ってから,書記局体制の縮小と共に祖学の体制は縮小をつづけ,事実上終焉を迎えたのが2003年9月5日。 これ以降,祖学は,以前として機関紙の体裁をとりつつも,実態は内部向けの「連絡紙」として細々と発行をつづけるにすぎません。2003年9月5日で一度断絶があったと見るべきでしょう 

 ↓ 現在の祖学
現在の祖学

s-祖学写真ニュース

 ↓ 購読申込用紙
祖学購読申込用紙


 編集は「パーソナル編集長」で行っており,全学連事務所のカラーコピー機でプリントアウトしているようです。各自治会に1部ずつ送付されてきます(無料)。学生読者はほとんどいないでしょう。各自治会で活用することもほとんどありません。党関係者などで,支援する意味を込めて購読している人がいると思われます。また,「民主団体」で購読しているところもあるでしょう。部数は三桁行っていないのではないでしょうか。繰り返しますが,もはや,大衆的機関紙としての歴史は終わっています。
 祖学は2面立てで,実際にはA3用紙にプリントされ,ウラ面は「全学連写真ニュース」になっています。
 内容は,実働人員1,2名の組織としては,比較的充実していると思います。しかし,祖学を出す時間があるなら,祖学を廃刊して,その労力を全部ホームページやブログの更新にあてたほうがよっぽど広報効果があるというのは以前から私と東大教養の同志とで話していたことです。結局,そのあたり,共産党のための運動でしかないという現実を痛感させられます。また,書記局はいつも忙しく,だいたいは月末に発行がずれ込み,各自治会に届くのは翌月5日頃でした。


本格的な機関紙「祖国と学問のために」の最後
祖学最終号
祖学最終号 裏

↑最後の祖学(2003年9月5日付)

 たったの2面です。もはや,一般学生に売れる新聞とはいえなかったでしょう。このあたりは,すでに発行頻度や体裁が乱れに乱れており,末期症状を呈しています。むしろ,「復刊後」のほうが安定しているのは,実態にふさわしく紙面を縮小したからかもしれません。それにしても,全学連の機関紙活動は,すでに終わったのに,いまだに,機関紙活動を形だけ続けようとするのはいかがなものでしょうか。本来なら,「祖学分局」「祖担者」などを明確に廃止し,大衆的機関紙を廃刊することを明確にして,総括を行うべきだったのではないでしょうか。そのあたり,結局,現場に,実情に合わせて活動を改革していく権限も勇気もないことがうかがえます。