本日発表された声明を以下の通り紹介します。学生会館・キャンパスプラザ,駒場キャンパス講義棟に掲示中。

〈声明〉「平和研究会」「青空の会」は,学友会の部室取り上げ決定に従い,今日中に退去するべきです
― サークルの特別扱いは認められません ― 

 日本共産党・民青同盟のダミーサークルである「平和研究会」「環境研究会『青空の会』」の部室(キャンパスプラザB109)が,申請書類の提出期限遅れのため,取り上げられることが決まりました。今日が退去期限になっています。しかし,両サークルは,この決定を受け入れないことを表明し,昨日に至るまで,撤去を開始していないうえ,決定を撤回させようと,各サークルに「協力」を求める手段に出ています。
 私たちは,政治的立場を超えて,不注意により申請書類の提出期限を過ぎてしまったことに対して心から同情します。しかし,仮に,期限を過ぎた申請書類に基づいて部室を割り振れば,それはサークルの特別扱いに他なりません。私たちは,サークル間の公平性と手続きの秩序という原則を守って,「平和研究会」「青空の会」の部室取り上げを決めた学友会学生理事会の決定を支持します。両サークルは,自分たちの特別扱いを要求することをやめ,規約・諸規則にのっとって行われたこの決定を受け入れ,今日までに,部室を退去するべきです。さもなければ,B109に新たに入ることが予定されているサークルなどに多大な影響を及ぼすことになります。
 両サークルは,締め切りである昨年12月7日のキャンパスプラザ閉館後に,学生会館運営委員を呼び出して部室の継続使用申請書を提出したと主張し,このことを以て,「締め切りを過ぎていない」としています。しかし,学友会は,キャンパスプラザの閉館を以て,提出を締め切っていました。これは当然の措置です。一般に,締め切りが「某日まで」とあれば,それが,窓口が閉じられる時間で締め切られるのは自明のことです。例えば,教務課に締め切り日の22時30分に行って文書を受理してもらえると思う人は誰もいないでしょう。両サークルは,「閉館後でも学友会に普通に提出できるものと勘違いしていた」といいますが,このような言い訳はおよそ通用するものではありませんし,信用にも値しません。また,両サークルが,書類を「提出」できたのは,そこにたまたま学生会館運営委員がいたという偶然からであり,その時間帯に全てのサークルに等しく文書を提出する機会があったわけではありません。このような申請を受理すれば,偶然によって助けを得たサークルだけを特別扱いすることになり,サークル間の手続きの平等性が損なわれます。両サークルが主張しているのは,自分たちの不注意を棚に上げた,特別扱いの要求に他なりません。
 また,私たちは,そもそも,特定政党が,活動拠点として,ダミーサークルを用いて部室を確保するという,学生を欺くような行為は許されないものだと考えます。当事者である日本共産党は,自分たちのやってきたことが,大学の自治と民主主義に反する行為であることを認め,これまで欺いてきた学生に対して詫びるべきです。直接の証拠がないのをいいことに,「悪質なデマだ」「反共攻撃だ」「そのような事実はなかった」などと見え透いた言い逃れをすることは,聡明な学生をしてさらに日本共産党の組織体質に対する疑念を生じさせるだけでしょう。
 かさねて,今日中に,「平和研究会」「環境研究会『青空の会』」がキャンパスプラザB109から退去するべきであることをここに表明します。 


2013年1月18日 有志声明
教養学部広域科学科人文地理分科3年 何 ろく
工学部4年 貝田龍太
理科1類1年 川畑慎太郎
教養学部生命・認知科学科4年 野口誉之
大学院人文社会系研究科博士課程3年 平澤 歩
工学部社会基盤学科4年 福田 学
文学部歴史文化学科(西洋史学専修課程)4年 藤田悠輔
(五十音順)