伊香保温泉 - コピー
※図を修正しました.2013年6月10日.

 2013年3月に伊香保温泉を訪れたのですが,その際に,伊香保温泉に複数存在しているバスターミナルについて現地調査をしてきました.伊香保温泉は日本でも有数の温泉地であり,バス交通もかなり発展した水準にあります.渋川駅から伊香保温泉までは関越交通伊香保線が結んでおり,1日に約50往復の高頻度運行.高崎駅から伊香保温泉までの路線もあり,こちらは,群馬バスが1日に5往復(土休日6往復)運行しています.ほかに,伊香保温泉から榛名湖に向かう路線もあり,この3路線が,伊香保温泉に関係する主要なバス路線と言えるでしょう.しかし,伊香保温泉のバス停については,やや複雑な状況にあります.まず,拠点が「伊香保バスターミナル」「伊香保温泉」「伊香保案内所」の3つに分散しています.そのうえ,各社公式の案内では場所や相互の関係が明らかにされておらず,かつ,趣味者による報告もほとんど存在しておらず,非常にわかりにくい状態がつづいていました.そこで,今回,3つのバスターミナルに関する実地の見聞を紹介することとしました.なお,本記事は,あくまで趣味的なものであり,来街者向けの案内を企図したものではないことにご留意下さい.
 まず,主要路線と3つのバスターミナルの位置関係は上図の通りです.関越交通伊香保線は,図の通り,ループ運行となります.群馬バスの高崎駅方面からの路線は,伊香保温泉街には入らず,温泉街の外れに乗り入れています. 今回は,関越交通の「伊香保バスターミナル」を紹介します.
 「伊香保バスターミナル」は,伊香保温泉の主要バスターミナルの中で最も東側に位置しており,出札施設と待合施設および4バースを有しています.施設は近年整備されたらしく,行政としては当所を最重要視していることがうかがえます.関越交通と,伊香保温泉内および周辺交通を担う「伊香保タウンバス」が乗り入れています.
 「伊香保バスターミナル」は,敷地が前後に非常に長く,その全体像を一枚の写真に収めるのには困難が伴います.以下,複数の写真で紹介致します.
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 西側から撮影した全景です.関越交通の時刻表上では「伊香保バスターミナル」ですが,看板には「伊香保温泉バスターミナル」,伊香保温泉旅館協同組合が制作した時刻表上では単に「バスターミナル」とあり,名前のブレがはげしいです.本稿では「伊香保バスターミナル」に統一します.

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 伊香保タウンバスは,事実上,乗合タクシーのようなものです.予約は不要で,1乗車100円.この便には10人ほど乗り降りしているなど,坂道が多いという伊香保温泉街の地理的条件も相まって,一定の利用はあるようでした.

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 関越交通伊香保線は,下り便は「見晴下→境沢→伊香保バスターミナル→伊香保温泉」と運行し,「伊香保温泉→伊香保バスターミナル」を回送,上り便は「伊香保バスターミナル→伊香保温泉→見晴下」と運行します.「伊香保バスターミナル→伊香保温泉」が二重運転区間になるということのようです.

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 案内所です.

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 しかし,残念ながら,窓口は閉鎖中でした.張り紙からして,この案内所は渋川市が運営しているようです.

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 案内所建物とバースの位置関係はこの通りです.伊香保線は,多く,大型車が投入されていました.

 次回は,「伊香保温泉」について紹介します.